2010年11月3日水曜日

レッグ・ペルテス病

※今回の記事は字が多くなってしまいます。
時間と気分に余裕がある時に読んで下さい。

以前から何度か小出しに話していますが、モヒートは今年の始めにレッグ・ペルテス病だと発覚しています。そして心臓の持病の為に手術が遅れ、発症してから3ヶ月目あたりにようやく手術を受けています。

レッグ・ペルテス病とは、成長期の6・7ヶ月目になる病気と言われていて、何らかの理由で股関節の血行不良がおこり、大腿骨の骨頭(ちょうど股関節のアジャストの部分)が壊死し、ボロボロになる病気です。

病気の詳細は↓このサイトを見て下さい。
http://www.petwell.jp/disease/dog/regguperutesu.html

手術は足の付け根を数センチ切り、壊死した骨を削り取るという内容。小型犬は骨を切り取っても、その部分に筋肉が出来て問題無いとの事。
ただ、この病気は骨がボロボロになるだけあって、痛みがあるらしく、痛い足を使わなくなる“かばい癖”がついてしまう為、時間が経てば経つ程、完治に時間がかかってしまうので、早期発見、早期手術が勧められています。

3ヶ月間、痛い足をかばって歩き続けたモヒート。手術する頃には筋肉がほとんど落ちてしまい、骨皮状態のガリガリな太ももに。そして、支え続けた足は筋肉ムキムキで、左右が相当な不対象に。

手術が無事、終了してリハビリに教えてもらった“屈伸運動”、“階段登り”や、ネットで見つけた“500円玉を足に付ける”方法などを繰り返し、今ではバランスはおかしかったり、時々、かばいはするけどサクサク歩く姿を見て、後は時間が解決してくれると思ってました。

先日、お話したとおり、お友達のスカーレットちゃんも同じレッグ・ペルテスを経験していて、リハビリ生活の記事を読ませてもらった時に、スカーレットちゃんも見た目は4本足で歩いてるけど実際は、かばっててあまり悪かった足を使ってなく、そこで病院の先生に勧められた健康な足を固定してのリハビリ。最初は立ち上がる事さえ難しく、見ていて、痛々しく、健気に歩こうと頑張るスカーレットちゃんを見て涙が出ました。

モヒートは、まだ骨折した足が完治してないので、今すぐリハビリ再会ってわけにはいきませんが、スカーレットちゃんのリハビリ方法を見て、今のモヒートがどれだけ筋力回復してるのか気になって、一瞬だけ試してみました。

たった15秒の動画ですが、ご覧の通り立ち上がるのも難しく、かばう事を慣れてしまったせいで重心が偏り、歩く事も難しかったです。

正直、半年経ったのに、まだこれだけしか回復してなかった事に気付かなかった自分にショックを受けました。

今月はまだ、骨折した方の足を安静にしなければいけないので、来月になったらまた少しづつリハビリを再開したいと思います。

ブログは面白く、楽しくをコンセプトに書き進めるつもりだったのですが、今回、病気について、お話しさせてもらったのは、まだ、小さいワンちゃんがお家に居る人には、何かあった時の参考に。今、何かの病気で悲しい思いをしてる人には、手術して元気に頑張ってるお友達がいるよと勇気を持って欲しくて....

最近、先天性の病気が多いとよく聞きます。
ブログに遊びに来てくれるお友達の中にも、病気を持ったコが少なからず居ると思います。せっかくワンコが好きで、ワンコを家族の一員として迎えた事によって、お友達になった縁です。大切にしたいし、時には助け合ったり、時にはアドバイスし合ったり、励ましあったり。そうやって皆が楽しく生活していけたら嬉しいです。
そして、そんなお友達をもっともっと沢山増やしていきたいと思ってます。


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15 件のコメント:

  1. 詳細に病気の事を教えて下さって有り難うございます。
    動画は、たった15秒とはいえ、辛いです(;.;)
    でも、1番辛いのはモヒートちゃんだけど、けなげ。
    何ですかね〜、物言う人間よりずーーーっとけなげなんですよね。
    時間は掛かるんでしょうけど、完治するのを心より願ってます。
    応援します!
    本当に、犬なんですけど、もうただの犬じゃなくて我が子なんですよね〜。

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  2. 歩きたいのに、自由に歩けない・・
    動画見てて、思わず涙が
    つい最近、モヒートちゃんのブログにお邪魔するようになった私ですが・・
    辛い病気と闘ってきたんですね
     
    うちも前に飼ってた柴犬が2度も足の靭帯を切って手術し
    大変だった頃があったの
    チョコが来てから忘れてましたが、思い出しました
     
    ワンちゃんとの生活は、楽しいことばかりじゃないもんね
    怪我や病気もあります
    でも、ブログを通して、励みにもなりますよね
     
    モヒートくん、早く元気に走りまわれるときが来ますように・・

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  3. ごめんなさい、モヒくんがそんなに歩けなっかったなんて
    知りませんでした。そんなに大変な病気だったんですね。
    いつも写真では元気なモヒくんばっかり見てたから
    動画見て涙出てきました。
    実はうちのくりも、股関節脱臼のレベルがはずれやすくて元に戻りにくいってとこにあるみたいで気をつけています。ひどくなると手術らしくて。とは言ってもやんちゃな時期なので走ってますが・・・。
    でもモヒくん見てやっぱり気をつけなきゃいけないな、と思いました。
    モヒくん、応援してます!リハビリ辛いと思うけどがんばって!!
    IZUさんもがんばって!子が病気になると親が一番辛いもんね。
    早く完治するよう願っています。

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  4. IZUさん、いつもありがとうございます。
    今回の記事、Bobとオカンに頑張れって聞こえてくる記事でした。

    モヒくんはギブスは外れたけど、リハビリはまだまだ頑張らなくちゃいけなかったんですね(>_<)
    ホントに色んな試練を経験しているモヒくんとIZUさん
    でも試練を克服し、楽しく暮らしているモヒ君とIZUさん
    かけがえのない家族ですね

    かけがえのない家族と1日でも長く一緒にいれるように
    お互い頑張りましょうね(^_-)
    応援しています!!!!!

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  5. 再びごめんなさい!
    くりの病気、股関節って書きましたが膝蓋骨脱臼でしたm(__)mパテラってやつです。
    さっきのコメント書いてからお風呂に入って、モヒくん・・と考えてたら、あれ・・??私なんて書いたっけ??って思って、間違えたかも~!!と思って急いで出てきました(^_^;)
    せっかく真面目にコメント書いたのにやっぱりいざという時にやっちゃうんですよ~(T_T)
    反省してもう寝ます。すみませんでしたm(__)m

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  6. 杏さん。
    ワンコは本当にけなげで真っすぐで、弱音をはかないぶん
    見てるこっちが辛くなる事がありますね。
    うちは、心臓の時のドタバタがあまりにも、過酷だったので
    肝がすわってしまって、結構、平気なのですが
    同じ病気を味わったママさんが凄く親身に応援してくれて
    本当にありがたくて、もしも、何かで心細くなってる人が居たら
    モヒートの事を話す事で励みになれば....と思って。
    足が悪いと言っても、うちら親子はチャラチャラとギャグのような
    生活してますが.....(笑)

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  7. チョコママさん。
    実は先日、柴犬ちーちゃんの命日記事を読ませていただいてたんです。
    その記事を読んでて、悲しい気持ちと、ちーちゃんは愛されて幸せだったんだな〜って感動して、コメントしたかったのですが、チョコちゃんのお誕生日もあって、お祝いムード満載な時に水をさしちゃうなと思って控えていました。

    いつも、お気楽な雰囲気のブログを書くようにはしてるのですが、ブログを通して色々な方に励ましてもらったり、応援してもらったり。本当にありがたくて、お返しって言ったらおかしいですが、これを書く事で“うちも頑張ろう”って思ってくれたり、何かあった時に話しやすくなってくれたらなぁ〜と思って、暗い内容で迷ったのですが、記事にしました。

    明日からは、またお気楽記事に戻りま〜す!

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  8. あこちゃんさん。
    ぷぷぷぷ.....。
    良いですよ〜、あこちゃんさん。
    めっちゃ面白かったです(笑)
    わざわざお風呂急いで出てこなくて良かったのにぃ(爆笑)

    パテラは最近、本当によく聞きます。
    多いみたいですね〜。
    先日行った洋服屋のお姉さんのワンちゃんもパテラでしかも
    凄く外れやすくて、毎月のようにハメに病院に行ってるみたいです(汗)
    くりクンなんて本当に遊ぶ為に起きてるような時期。
    気をつけろと言ったって無理な話ですよね。
    うちのモヒートだって、まだ骨折が完治なわけじゃないから
    安静にって言われたって、難しいですよ。
    ワンコだって人間の子供と一緒で、調子悪いの限界を越えないかぎりは
    動きまわっちゃうから.....(汗)
    完治してなくても、ちょっと調子が良いだけで大騒ぎ!
    モヒートは元気さだけ見たら、ビックリするくらい元気ですよ!!
    足の筋肉の回復は時間かかるけど、走るわ、ジャンプするわ....
    本当に一瞬見ただけではわからないくらい元気で、困っちゃうくらいです。

    なので、心配はしないでくださいね〜☆

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  9. Bobさん。
    ブログを始めて、色んな方と出会う事が出来て
    色々と応援してもらったり、心配してもらったり、アドバイスをしてもらったり、本当に皆さんと出会えて良かったと思ってるんです。
    今回のBobクンの事、それに、お友達のスカーレットちゃんの経験談など
    色んな事が重なって、スカーレットちゃんがそうしてくれたみたいに、病気の事を話す事で気持ちが軽くなったり、頑張ろうって気持ちになってくれる人が1人でも多く居たら良いなと思って....
    話す事、話してもらう事って本当に大事な事だなって最近凄く感じるようになりました.....

    こんな真剣な記事を書いて、皆さんに心配してもらった事が申し訳ないな〜って思うくらいモヒートは元気!
    これからも、オモシロおかしい生活を皆さんにお伝えしたいと思ってます☆
    もちろん、これからもずっとBobクンの成長も楽しみに読み続けていきたいと思ってますからねっ☆
    Bobクンの健康も心から願っていますよ!

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  10. うん、うん、あの時のスカーレットと同様。
    Mojitoちゃん一生懸命頑張ってる。
    何度みても、フラフラしてる姿は涙が止まらないです。。。だって犬はけなげに何も分らず一生懸命立とうとしているんですもんね。。。


    横でわが子を見守るママもすっごく辛いと思うけど絶対に良くなるって信じて頑張ってください。
    こんなにもママがMojitoちゃんを思ってるんだもん、絶対に気持ちは通じるはず。

    本当に辛いことがいっぱいあったMojitoちゃんだけど、リハビリを超えればいいことがいっぱいあるよ。。。って信じています。ママも頑張って!

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  11. 不自由だとか、可哀相だとか、言うのは簡単な事。
    その姿を見続けている、IZUさんの気持ちを考えると、何も言えなくなります。
    わが子と同じ、身を切られる様な気持ちなのでは・・・?
    「大丈夫だよ、僕は不自由でも、可哀相でもないよ。
    やさしいママがいるし!!美味しいご飯も食べられるし、遊べるし。」
    モヒ君の声が聞こえてきそうです。
    だってモヒ君は、IZUさんを選んでやって来たんだから。
    「頑張れ」は言いません。もう、充分頑張ってるしから!!
    わたしは何も出来ないけど、モヒ君とIZUさんの事、応援してます。

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  12. スカーレット&ジャスミンママさん。
    正直な話、“モヒートはあれだけ走るから、もう少しは出来るかな?”って
    思ってました(汗)
    試す前は、試す前で“どのくらい出来るんだろう?”って気になっちゃって
    わかったら、わかったで“早くリハビリ再開して、普通に戻してあげたい”って
    ちょっと焦っちゃったり.....
    本当に親って勝手なものですよね。一時は足を諦めたのに。
    今は、少しでも元気に、少しでも健康体にって.....
    ワンコって本当に真っすぐで健気で、ただただ一生懸命前に進もうと頑張ります。私はスカーレットちゃんとママさんから凄く勇気と頑張る力をもらったから、スカーレットちゃんがそうしてくれた様に、誰かの力に少しでもなれたら良いな......

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  13. はやてママさん。
    .....くぅ....泣ける。
    あんまり優しい事言われると、甘ったれになってしまいそうです。
    でも、ぶっちゃけた話、“切って治る”とか“リハビリで回復する”なら
    何ともないんです。
    何ともないわけじゃないけど....でも、努力さえしたら治るんだから。
    心臓の時に充分、身を切られる思いしたから
    今は肝が座っちゃって、座っちゃって....(笑)
    ついでに、腹回りにお肉付いちゃって.....

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  14. モヒ君、そんなに悪かったんだね。
    レッグ・ペルテス病って詳しく知らなかったから
    今回とても勉強になりました。
    IZUさんありがとう。
    モヒ君、一生懸命IZUさんの方に歩いてく姿
    健気で涙出ちゃったわ。。

    何もしてあげられないけど
    モヒ君が1日でも早く走り回れるように
    お祈りします

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  15. ゆっちさん。
    ありがとうございます。
    ちょっと暗い記事になっちゃいましたが
    1つでも多く病気の種類や内容を知る事で
    どこかで、助かる子も居るかもしれないと思って....
    知ってもらいたかったんです。
    この病気は成長期の時だけに起きるはずだから、ほとんどの子は
    もう心配ないと思いますが、最近、パピーを迎えた人も居るし
    もしかしたら、皆さんがお散歩でお友達になった小さな子が
    抱えるかもしれない病気だから.....
    これが、早期発見につながれば良いなぁ.....

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